低所得者向けに高めの金利で貸し出すアメリカの住宅ローン
サブプライムローンの焦げ付き問題が、世界中に影響している
サブプライムローン問題とは?日本にも影響するのか?
株式市場・経済に影響を及ぼすサブプライムローン問題を検証
サブプライムローン問題が投資家を筆頭に世界中から注目されています。サブプライムローン問題がアメリカの市場を揺さぶり続けているだけでなく、ヨーロッパやアジアにも飛び火して影響を及ぼし始めています。
サブプライムというのは低所得者層という意味ですが、この低所得者層とは、ただ単に所得水準が低い人たちだけでなく、破産歴、各種ローン延滞歴がある、いわゆる金融ブラックの人たちも含まれています。ですから、最初からリスクのある住宅ローンというわけで、金利も相当高くなっています。
アメリカのサブプライム層への住宅ローン融資が抱える問題は今に始ったことではありません。アメリカの住宅ローンのしくみは日本とは事情が異なり、ユニークというか、問題がありそうな商品も数多くあります。
一例を挙げると、住宅ローンを借りた最初の数年間は、金利のみの支払いで良いという商品などです。当然、元本が上乗せされると返済できなくなる割合も高くなり、一気に返済不能に陥る人が増えていきます。
サブプライム層はアメリカで25%を占め、サブプライムローンも住宅ローン全体の13%を占めています。その市場規模は1兆ドルと非常に大きな市場となり、楽観視できるレベルではありません。